2008/6/16
福岡県 病院名公開


2006年3月24日 福岡県庁
3月24日金曜日 12138名分の署名が世話人 西尾さま
CSF-Lネットワーク福岡水漏れ会の患者さまにより福岡県副知事に提出されました
 
更に北九州市議会は全会一致で脳脊髄液減少症の国への意見書を採択させました

第10号・脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書 

 脳脊髄液減少症は、交通事故やスポーツ、出産時などの身体への強い衝撃によって脳脊髄液が慢性的に漏れることから起こるもので、激しい頭痛、めまい、うつ病、耳鳴り、睡眠障害になるなどの症状が現れる疾患です。

 全国でも、この疾患に苦しんでいる数多くの症例が報告されていますが、これまでは原因不明で有効な治療法のない「むちうち症」で処置されたり、怠け病や精神的なものと捉えられたりするなど、患者の肉体的、精神的苦痛を助長していました。

 そのような中、患者本人の血液を注射して血液の凝固作用により脳脊髄液の漏れを防ぐ「ブラッドパッチ療法」という治療法が開発され、その効果が大きいことも明らかになってきています。

 しかしながら、脳脊髄液減少症の認知度は高いとはいえず、「ブラッドパッチ療法」への保険診療が適用されていないこと、自動車保険でも治療費が認められる例が少ないことなど、患者の負担が大きいのが現状です。

 よって、本市議会は、政府に対し、次の措置を講じるよう強く要請します。

1 脳脊髄液減少症の研究の更なる推進と、ブラッドパッチ療法を含めた治療法の早期確立を行うこと。

2 ブラッドパッチ療法に対する保険診療の適用を行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。
御協力くださった皆様に感謝もうしあげます 特に西尾さま ごくろうさまでした