平成16年5月16日 奈良にて
今日16日 (日曜日)奈良にて
坂口厚生労働大臣と大阪在住の協会員である山本さんが
約10〜15分の懇談をおこなった。山本さんは大臣と名刺交換をおこない、現在10万人におよぶ保険適用および
研究会設置を求める署名をおこなっていると説明 更に山本さんは協会会報 読売新聞記事を提出し脳脊髄液減少症の現状を自分の体験も踏まえ説明、大臣は「この件(署名の件)についてはよく知っております」と 更に協会の事もよくご存知で、低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)も個人的に非常に興味があるとのことで大臣から山本さんにいくつかの質問が出されたとのこと。
 
懇談には多くの奈良医療関係者などが同席され関心をもたれたとの事。


11月10日現在 署名3500人 11月末に提出予定


11/26 奈良県署名終了のお知らせ
11月30日を締め切り日とさせていただきます。

この度は「脳脊髄液減少症の治療推進を求める要望署名奈良県」にご協力頂きまして誠に有難うございました。署名総数が現在11/26日現在4000名となりました。ひとえに皆様方のお力添えによるものと心より感謝致しますとともに御礼申し上げます。本当に有難うございま
した

世話人
笹井 博介。

平成16年12月3日 奈良県庁にて

奈良署名提出 5584名 

今日 12月3日 午後2時より奈良県庁にて
健康安全局長 三上局長とNPO中井/長野 
奈良患者会笹井さま 明舞中央病院脳外科 中川先生 
奈良在住の患者さま2名が懇談しました。患者さまは治療後に改善した体験 他県まで治療にいき大変な労苦をともなったという体験などをお話されました。 局長からもいくつかの質問がされ、中川DRが説明されました。 最後に奈良県においても治療できる公的な病院機関の設置を要望した。  
3時15分からは柿本善也知事に世話人笹井さまが5584名の署名を手渡されました。

平成17年03月25日 奈良県県議会にて

意見書第6号

低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)の治療推進を求める意見書



 脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害、落下事故、その他頭頚部や全身への強い衝撃によって、脳脊髄液が慢性的に漏れ続ける病気である。この病気の症状は、頭痛、首や背中の痛み、腰痛、目まい、吐き気、視力低下、耳鳴り、思考力低下、うつ症状、睡眠障害、極端な全身倦怠感などさまざまな症状が複合的に現れるもので、この病気で苦しんでいる患者が全国から数多く報告されている。
 しかし、これまでは医療現場においては、原因が特定できない場合が多く、「怠け病」あるいは「精神的なもの」とされ、患者の肉体的・精神的苦痛は軽減することはおろか、むしろ理解されることなく、苦痛を助長する現状であった。 最近このような症状は、脳脊髄液の減少に起因することが究明されてきており、この病気に対する治療法(ブラッドパッチ療法)が開発され、その治療効果が明らかになってきている。髄液漏れに関する医学論文等の報告は数多くあるものの、認知が高いとは言えず、いわゆる「むち打ち損傷」を原因とする脳脊髄液減少症の治療であるブラッドパッチ療法が保険で認められていないのも、普及が進まない原因であるかと思われる。 よって、国におかれては、以上の現状を踏まえ、次の事項について措置を講じられるよう強く要望する。
                    記
1 交通事故後の後遺症で苦しむ患者、外傷による髄液漏れ患者の実態調査
 を実施すること。

2 低髄液圧症候群についてさらなる研究の推進と、ブラッドパッチ療法を
 含め、いわゆる「むち打ち症」の治療法を早期に確立すること。
3 低髄液圧症候群の治療法の確立後、ブラッドパッチ療法等に対して保険を適用
 すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成17年3月25日

奈良県議会