2005/12/16
沖縄県議会が意見書を採択

脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書
 
 脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害などによる全身への強い衝撃で脳を覆う硬膜に穴があき、脳脊髄液が慢性的に漏れ、頭痛、首や背中の痛み、腰痛、目まい、吐き気、視力低下、耳鳴り、思考力低下、うつ症状、睡眠障害、極端な全身倦怠感、疲労感のさまざまな症状が複合的に発言する病気である。
この病気は、これまで原因がわからず「怠け病」あるいは「精神的なもの」と判断されるケースが多く、さらに、なぜ多彩な症状が発現するのか、
どのように脳脊髄液が漏れるのかなど基礎的な研究が大きく立ち遅れており、有効な治療法もまだ確立されていない。
 さらに、医療現場や社会的な認知度がまだまだ低く、また保険診療の適用がないため、患者や家族にかかる精神的、経済的な負担や苦労は大変大きなものがある。
ところで近年、全国で30万人以上いるとされている難治性の「むち打ち症」の原因の一つが脳脊髄液減少症であることがわかり、その治療法としてブラッドパッチ療法が実施され、多くの患者の症状が改善できたことは患者にとって大きな光明となっている。
よって、政府におかれては、このような現状を踏まえ、早急に下記の措置を講じられるよう強く要望する。
 

1 脳脊髄液減少症の原因究明のための研究や、現在効果的とされて実施されているブラッドパッチ療法を含めた有効な治療法の開発を積極的に推進すること。

2 脳脊髄液減少症の治療に対して保険を適用するとともに、医療関係者及び保険会社等関係機関が積極的に問題解決に取り組むよう指導すること。
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 
 平成 17年 12月 16日
沖縄県議会

内閣総理大臣
厚生労働大臣
沖縄及び北方対策担当大臣



2005/11/10
八重山毎日新聞に記事がでました

2005/5

沖縄署名が宮古島新報(新聞)に大きくとりあげられました
ありがたいことです
 
がんばりましょう

2006年3月7日沖縄県庁&県議会

本日 沖縄県庁にて 午前11時 沖縄県福祉保健部
部長 喜友名 朝春部長に 沖縄県患者会世話人芝様より7139名の署名を提出しました
尚 沖縄県議会は 昨年12月16日に 国への意見書を採択してくださっており 今回更なる 詳細事項を審議及び今後の対応など話し合うために 午後1時より文教委員会が開催され、沖縄県署名世話人 芝様と 中井が参考人として 議会より招きをうけ 脳脊髄液減少症の現状など説明、さらに沖縄県内での公的な治療機関の実現に向けての要請などを簡単なプレゼンテーションで説明してまいりました。
世話人 芝様をはじめ多くの皆様 沖縄県民の皆様 署名を協力くださった全ての方に深く御礼をもうしあげます。

 
多くのメデア関係者なども出席がされました
 
尚今回の沖縄県の署名提出により署名総数が295564名となり
いよいよ30万署名に近づきました