2006年10月31日
静岡県内の医療機関県公式HPで公開
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-420/kansen/nousekizuiekigensyousyou.html

2006年10月16日
10月16日 午前11時25分 静岡県庁
石井静岡県知事 大須賀厚生部長 遠藤教育長と懇談しました
 
静岡県も年内に実態調査し 県HPで公開する事を決定してくださいました
 
また知事は できる限りの事は応援させていただきますという力強いお返事をいただきました

2006年7月12日静岡県議会

NO.39 静岡県議会
 
脳脊髄液減少症の研究・治療等の推進を求める意見書
 
 
 
 脳脊髄液減少症は、頭部や全身への強い衝撃が加えられることによって脳脊髄液が慢性的に漏れ続け、頭痛、首や背中の痛み、腰痛、目まい、吐き気、うつ症状等のさまざまな症状が複合的に発現する病気であり、難治性の「むち打ち症」の原因として注目されている。
 しかしながら、この病気は、これまで原因が特定されていない場合が多く、「怠け病」あるいは「精神的なもの」と判断されてきたため、患者の肉体的・精神的苦痛はもとより、患者の家族等の苦労もはかり知れなかった。
 近年、本症の研究に取り組んでいる医師らから、新しい診断法・治療法の有用性が報告されるなど、医学界においても脳脊髄液減少症に関して本格的な検討を行う機運が生まれつつあり、長年苦しんできた患者にとって、大きな光明となっている。 
 よって、国に対して、以上の現状を踏まえ、下記の措置を講じられるよう強く要望するものである。

1  交通事故等の外傷による脳脊髄液漏れ患者(脳脊髄液減少症)患者の実態調査を実施するとともに、患者・家族に対する相談・及び支援の体制を確立すること。
2  脳脊髄液減少症について、さらに研究を推進するとともに、診断法並びに治療法を早期に確立すること。
3  脳脊髄液減少症の治療法の確立後、新しい治療法に対して早期に保険を適用すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 
 (提出先) 
  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣
 
静岡県議会議長 芦川 清司